2004.12  和歌山県川湯温泉

 今年9月に中信〜北軽井沢・草津方面をキャンプツーリングしたとき、群馬県六合村の尻焼け温泉で川原の湯を楽しんだ。当時年頭からはじまったアトピーと思われる皮膚疾患に悩まされ続けており、通っている医者から成人で初発するアトピーはなかなか完治しないと言われ忸怩たる思いをしていた時でもあった。
 後日談になるが、この旅ではやはり六合村の応徳温泉、長野県の鹿沢高原温泉、鹿教湯温泉に浸かったが、アトピーがぴたりと治まりいずれかの温泉に効能があったのではと思っている。そして、12月、なんとか治まっていたと思われたアトピーが再発してしまった。
 9月の効果はどれが効いたか断定できないものの、最も長時間浸かった尻焼温泉によるものだろうと勝手に決め込んでいた。再発して以来、もう一度同地へ行きたいと思い続けている一方、川原の湯ならば他でも効果があるだろうと温泉成分が異なることは無視し、和歌山県の川湯温泉にも興味が湧いていた。
 
 今年の12月は、既に2回の週末キャンプを行っているため、少々ためらいもあったが思い切って出かけることにした。川湯まではカーナビのルート設定で440kmと出た。今月初め東名高速道路豊田インターから伊勢湾岸道路・伊勢道につながりこのルートに興味もあったが、何時も紀伊半島に乗り入れるときは、55分間であるが船中でのんびり出来ることから伊良湖−鳥羽間のカーフェリーを利用している。

 時折波しぶきが客室の窓を叩くほど波が高くとても甲板には出られず、席についたままで時間どおり鳥羽港着したが、鳥羽から川湯まではまだ200km弱を残している。この日に川湯に到着するのは当初から不可能と判断していたため、道の駅の案内板を見つけるたびに時計を見くらべながらなるべく先へ進み、陽もすっかり落ちた17時15分に尾鷲の手前の「道の駅海山」に入った。
 
 ここの駐車場は大型・小型混在型で、夜間の大型トラックのエンジン音を心配したが、3台の大型がこちらから離れた場所に入ってきただけで、少ない国道の通過車両と相俟って静かな夜を過ごせた。
 夜半3時、小用に目覚めたとき、駐車場の植え込みには霜が一面に降りており、暖房を使わなかった車中もシュラフの足先は冷たかった。 パンの朝食後、車に乗せる前の犬の散歩に駐車場内を歩くと小さな水たまりには薄氷が張っていた。

 道の駅海山を8時に出発。所々で高速道路の建設が始まっており、これが出来れば紀伊半島の車旅も快適になると期待が膨らむ。新宮から本宮に向け熊野川をさかのぼる。川湯木魂の里を対岸に見て、川原が駐車場になっている川湯には11時頃到着。尻焼温泉では男はフルチンであったが、ここはなぜかそのスタイルがはばかられる雰囲気に海水パンツ着用でプール状の湯に入る。入り始めたときは4人いたが程なく出て行き、
しばらくは私一人で仙人風呂を独占していた。 下流側半分は熱すぎてとても入ってはおられず、上流側の川の水が入っている所周辺のみが適温で、入っては出を繰り返し1時間半ほど留まっていた。寒いからイヤだと言っていた  妻も、川原の湯から駐車場に戻った先の人に「暖まってしまえば外に出ても全然寒くない」と聞かされ遅れて湯に入ってきた  

















今回の旅のこの川湯温泉だけが目的で、戻った車の中でインスタントラーメンの昼食をとり帰路に。山中を走り尾鷲に出るルートも考えたが紀伊半島では国道だからと信じた道で以前痛い目に遭っているため、来た道を帰ることにした。
 いずれにしろこの日も途中泊になることは明らかで、どこまで鳥羽に近づくことが出来るかを課題に走行し、紀伊長島町の「道の駅マンボウ」に至ったところで16時30分。ここが限界とP白地に決定。片上池公園と一体化した道の駅は建物を挟んで大型と、小型・普通車の駐車スペースが分かれており、夜間のエンジン音に悩まされる頻度が少ない作りになっている。売店でサンマの姿寿司、めはり寿司、キス寿司、焼きサンマ寿司を買い込み夕食に。25日の夜ということでサンタクロースの飾りと形がツリーに似ているとイカ焼きを妻が買ってきた。
   
 道の駅紀伊長島マンボウ                  クリスマスディナー?左から焼きサンマ寿司、めはり寿司、サンマ寿司、鶏もも肉揚げ

 
 こんな事を人間がしているのに、ミミは長野へ行こうが秋田へ行こうが、和歌山に来ようがいつもこんな状態だし、三太は散歩と食べることしか頭にない。
 道の駅紀伊長島マンボウを発ったのは翌日9時、鳥羽港では岸壁から離れたばかりで方向転換をしているフェリーを見送り1時間10分の待機。
 
 トンボ帰りの川湯を楽しんだ2泊Pキャンの旅も無事終了。
 走行距離往復830km
 
【経費概算】
 東名   5800円
 伊勢道 1250円
 フェリー 11800円
 燃料 4500円
 食費 約5000円(アルコール含む)
 

 戻る   Top