一時は時価総額3兆3400億ドル(約527兆円)となり、マイクロソフトやアップルを抜いて世界首位になったこともある半導体業界を牽引するエヌビディア。

生成AI市場の爆発的な成長や、エヌビディアの業績がよく目につきますが、実はもう1つ、エヌビディアの業績が上がったことで世間から注目を集めたものがあります。

それは、なぜCEOがいつも黒の革ジャンを着ているのか?という話でした。

NVIDIA CEOのジェンスン・フアン氏が、いつも黒い革ジャンを着てる理由

台湾系アメリカ人のエヌビディア CEOのジェンスン・フアン氏は、人前に出るときは常に革ジャンを着るというこだわりを持ち、常に黒の革ジャンを着ているため、長年フアン氏を取材する記者からは、「過去の写真を使い回せるのでは」という冗談が出るほど。

なぜ彼が黒の革ジャンを着るかというと、「意思決定の必要性を減らすため」としています。

「意思決定の必要性を減らすため」同じファッションを貫くといえば連想するのは、元Apple最高経営責任者スティーブ・ジョブズ。

黒タートルネックにジーンズ、スニーカーという単語を並べるだけで、スティーブ・ジョブズを連想するほど。

他にもFacebook(Meta)のCEO兼会長のマーク・ザッカーバーグは、グレーのTシャツに黒いパーカーがトレードマークでした。

このように常に同じ服装を着ることで、「意思決定の必要性を減らす」ことが取り上げられることがよくありますが、実はもう1つ、業界を牽引する企業には特徴があります。

それは、CEOが表に出ることです。そこで必要になるのが、広報戦略です。

「社長と役員の顔写真」を載せるだけで株価1.5倍

社長の写真と役員の写真がホームページに掲載されていると、リーマンショック後の時価総額上位200社の平均株価推移に1.5倍の差があることを、投信会社のレオス・キャピタルワークス株式会社が発見。

日本国内でも、アパホテルやジャパネット、すしざんまいやソフトバンク、ユニクロ(ファーストリテイリング)ZOZO TOWNなどは、すぐに経営者の顔が思い浮かびます。

このように表にCEOが出る会社もあれば、近年SNSを使って経営者が表に出るケースも多々存在しています。

例えば、「まいひめおじさん」というSNSが大バズりして売上を伸ばしたトマト農家の動画は、再生回数729万回以上。

動画の内容は農産物のPRから農業が抱える課題まで多岐にわたり、SNSのトータルフォロワー数が9万人を越え、1本6,000円以上のトマトジュースが飛ぶように売れたそうです。

トップが表に出るだけで業績に繋がる理由

なぜこのように、トップが表に出ることで、株価の上昇や業績Up、商品やサービスが飛ぶように売れるのか。

その理由の1つは、商品・サービスの差別化が難しくなっていることが原因です。

これまでは商品・サービスの品質やクオリティを上げ続ければ、口コミが増え、新規のお客様が増え、リピートが増加し、企業の業績も成長していました。

ですが今や、商品・サービスの品質・クオリティが一定水準に達し、70階建てのビルも90階建てのビルも地上から見ると違いが分からないように、どこの商品・サービスを購入しても、ほとんど違いが分からない時代。

そのため、企業のトップが表に出ることが違いを生み出し、株価の上昇や業績Up、商品やサービスの売上に繋がるようになっています。

とはいえ、とにかくホームページに社長の顔写真を掲載したり、SNSで経営者の考えを発信すればいいわけではありません。

さらに企業のステージごと、業種や業界ごとでも最適な広報戦略には違いがあります。

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