今、インターネットでの取り寄せ野菜で「1本1万円のネギ」や「8個入り11万円のシイタケ」、「1本5000円のレンコン」と、

近年、超高級野菜のお取り寄せの人気が高まっています。しかもどの商品も毎回売り切れが続出し、中には1年待ちの野菜まで登場しています。

中でも1本1万円のネギなどは、今飛ぶように売れ、毎年完売するまでになっています。なぜ1本1万円という破格の値段で売られている野菜が、飛ぶように売れているのか。

1本1万円のネギは、どのようにして誕生したのか?

1本1万円のネギ「モナリザ」を販売するのは、山形県天童市にある、ねぎびとカンパニー株式会社。同社代表の清水さんは、2011年よりネギ農家を始め、10年で年商は2.3億円を超えるまでに成長しました。

ですがネギ農家を始めた際にはネギの収穫量を思ったように上げることができず、売上も中々上がらいジリ貧状態。

貯金はある程度あった状態で始めたものの、1年目の初期投資などですべて使い果たし、2年目には無理な借金をして、支払いに充てるほどだったそうです。

そこで収穫量をあげ、売上を上げるためには、とにかく面積を広げて、労働時間でこなすしかないと考えた清水さんは、地域の農家から農地をかき集め、2年目にして5.4ヘクタールという2年目のネギ農家としては日本に一人もいないほどの大きな面積でネギを栽培することに。

ところが、ただ面積を広げるだけでは利益率が低くなってしまうという事態に直面。」

1ヘクタールでも2ヘクタールでも同じ経営をすれば、利益率が変わらないので単純に2倍の利益となるはず。」と思ったものの、面積が広がれば当然人手が必要になり、技術がない新人スタッフを人手として入れると、作業効率が落ちる。

たとえ面積を2倍に広げても、売り上げや利益率も下がるという事態に清水さんが出した結論は単価アップでした。

そこで単価アップの施策として打ち出したのが、ネギを1本1万円で売るということ。

1万円のネギ誕生のきっかけはバイヤーの一言でした

就農2年目のネギ農家としては全国1位の栽培面積を達成した清水さんは、単価を上げるために品質の高いネギづくりと、緻密な計算や情報収集などによる交渉力から、スーパーの小売価格を順調に上げることに成功。

当初のネギの単価は1本当たり30円ほどだったのを、99円と3倍以上と、単価アップに成功。ですがそこから、今現在の2本298円にするまでには、さらに3~4年を要したといいます。

このままでは更なる単価アップにあと何年かかるのか…と思っていた時、あるバイヤーから「ネギをお歳暮で送ってもらいたい」との話が。

そこで、通常のネギの2倍から3倍という、スーパーでも取り扱ってもらえないほど大きい規格外品のネギを、贈答用として販売。

(ねぎびとカンパニー公式オンラインショップより引用)

最高級品の「モナリザ」は日本一高いネギということでメディアからも取り上げられ、毎年完売するようになりました。

行ったのは、見せ方を変えただけ。

贈答用の1本1万円のネギ、通常であれば規格外品として、スタッフの間だけで食べられていたものです。ですが見せ方を変え”贈答用”とすることで、「1本1万円」というネギとしては破格の値段のネギが、飛ぶように売れるようになり、毎年完売するまでに

1本1万円というと、通常のネギの単価の約67倍。それだけの単価アップを見せ方を変えただけで、達成したのです。

もちろん品質的にも最高級品。ですが、重要なのは、最高級品であったとしても、ただの規格外品ではなく、贈答用として見せ方を変えたことです。

実は同じように、見せ方を変えただけで、売上を2倍、3倍どころか、10倍、100倍にしている企業が存在します。

例えば、

年商280万、社長の給与”ゼロ”のポスティング会社は、サービスの見せ方を変えるだけで、3年で年商7,000万、35倍に成長。

年商2億の町の小さな工務店は、商品の見せ方を変えるだけで、たった1年半で年商8億以上と、4倍以上に成長。

年商2,000万の、どこにでもある外壁塗装屋は、自社の見せ方を変えるだけで、3年で年商3億、15倍以上に成長。

そして10月23日(水)まで、

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