近年、「クラフト〇〇」という商品が増えているのをご存じですか?

クラフトビールに始まり、クラフトコーラや、コーヒーのクラフトボス、アサヒ飲料のクラフトコーラ「三ツ矢クラフトコーラ」や、クラフトチーズに、クラフトチョコレートなどなど、、

ありとあらゆる場所で、「クラフト〇〇」が今増えています。

クラフトという言葉には元々、「技術」「工芸」「職人技」といった意味があるが、ここ数年では「手作り」「少量生産」「こだわり抜いた」というイメージを連想する言葉として扱われています。

その結果、「それは果たしてクラフトなのか、、?」というような商品までもが登場。世の中にクラフト〇〇という商品が乱立するようになりました。

一体なぜそこまでして、「クラフト」という単語が使われ「クラフト〇〇」が世の中に溢れているのか?

なぜ”クラフト”を企業は推すのか?

その理由として、消費者心理の変化が挙げられます。以前までは定番商品1つあればいい時代でしたが、現代では

『こだわりがある商品を好み、多少価格が高くても価値あるものにはお金を払いたい』

という消費者が増加。そこで『クラフト』という商品名をつけ、こだわりがある商品として見せることで、各社売上を伸ばしています。

このように”こだわり”を全面に押し出して業績をV字回復させたのが、丸亀製麺です。

2000年に1号店をオープンした「丸亀製麺」は、全国で852店舗、海外でも10の国や地域に合わせて232店舗以上を持つ超大型チェーンに成長。ところが、2017年後半ごろからお客さんの数が減ってきて、毎月前年割れが続くような状態に。

その後、丸亀製麺は、「あること」を変えた結果、たったの4か月で業績は劇的に回復。それまでずっと右肩下がりだった客数も、どんどん増え、たったの4か月で前年の客数を超え、業績は右肩上がりに回復。

丸亀製麺、何をしたのか?

それは、丸亀製麺のこだわりを全面に押し出したことでした。

実は丸亀製麺、創業者時から「出来たての感動を届けたい」という哲学を掲げ、すべての店内で粉から麺を手作りし、出来たてのおいしさにこだわり抜いていました。

ですがそれが、消費者に十分届いていなかったということが分かり、「ここのうどんは、生きている」というキャッチコピーで、丸亀製麺のこだわりを打ち出す。

その結果、ずっと業績が前年割れだった業績が、たったの4か月で劇的に回復したのです。

こだわりも知られなければ、全て無駄

丸亀製麺は、創業時からずっと「出来たての感動を届けたい」という哲学を掲げ、すべての店内で粉から麺を手作りしていました。

ですが、それが全く消費者に届いていなかった。

例え、どれだけ素晴らしい技術を持っていたとしても、その技術がどれだけ素晴らしいのかを伝えなければ、消費者は分かりません。

80階建のビルも、90階建てのビルも、地上から見るとどちらも変わらないように、どれだけのこだわりを持っていたとしても、そのこだわりを知らなければ、その職人のこだわりは”無いもの”として扱われてしまいます。

そしてそのこだわりを簡単に表す単語として、多くの企業が使っているのが「クラフト」という単語。

いかに消費者に知られるかどうか。ただそれだけで全てが変わる。

自社の技術やこだわりで、伝えきれてないことはないか。一度じっくりと調べてみると、何かが変わるかもしれません。

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