価値づくり日本

from 深井宣光
新市場創造型マーケティング戦略
プロデューサー

こんにちは、深井です。

今日は、あなたもすでに仕掛けられている(それもずっとずっと、昔から、、、)ちょっとずるい儲かる市場を創り出す方法について。

では、その方法とは、、、、

※この真実を知って、ショックを受ける方もいるかも知れませんが、、、


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その鍵は特別な「記念日」にあります。たとえば、バレンタインデーを思い浮かべてください。

バレンタインデーといえば、チョコレートを恋人に贈る日でしょ。お世話になっている男性に、女性がチョコレートを贈る日でしょ。クリスマスみたいに海外から入ってきた文化でしょ?なんか神聖な日で、それにチョコレートが関係あるんでしょ?

もしそう思っているとしたら、、、、

とんでもない!

元々、チョコレートは1ミリも関係のない日だったんです。

これはもともと古代ローマに起源があり、3世紀のローマ帝国における聖ウァレンティヌスという方に由来しています。

当時のローマ帝国は兵士の恋愛や結婚を禁止していたそうなのですが、、、彼は兵士たちの結婚を密かに祝福していたため、皇帝に処刑されてしまい、それが2月14日だったのです。

いずれにしてもこの出来事をきっかけに「恋人たちの日」として特別な日とされるようになったと言われています。

現在の「チョコレートを贈る日」としてのイメージや文化は、実はチョコレートとはまた関係のない出来事をチョコレートと結びつけた、チョコレート業界の巧みなマーケティングによって作られた市場であり、商売を目的に創り出された文化です。

しかも、日本だけの独特な文化です。

大切な思い出のバレンタインデーが、まさかそんなものだったなんて、、、、 高校生の時に、彼女からもらったあのチョコレートは、企業の儲けのために作られていたのか、、、

と、ちょっとショックを受けてしまったあなた。安心してください。 その想い出に変わりはありませんし、土用のうなぎだって、遡ると元々は文化でもなんでもなく、うなぎを売りたくて創り出された日なんですから。 そんなに悲観することではありません。

で、話を戻りますと、

日本中のコンビニ、デパート、スイーツ売り場がチョコレートに満たされるバレンタインデーは、チョコレート会社が「バレンタインには女性から男性にチョコを贈る」というコンセプトを打ち出し、日本中に定着させたことで、2月14日はチョコレート業界にとって年間最強に儲かる日となっています。

そう、つまり「記念日を作る」というのは、単なるイベント以上の力を持っているわけです。

◆特別な日で生み出すあなただけの儲かる市場


私たちは、「新しい市場を作る」というと、とんでもないスケールのことをしなければできない。と考えてしまいがちです。しかし、記念日を作ることは、新たな儲かる市場を開拓するための強力な手法の一つ。

企業にとって記念日を設定するメリットは、特定の日に向けて顧客が「特別な価値が提供される」と期待するようになること。そして、その日に行動を起こさずにはいられなくなること。

このような顧客のコミットメントは、商品の価格や質だけでは決して得られないものです。

◆あなたのビジネス独自の、特別な記念日を設計する3つのポイント

ポイント①:顧客にとっての価値を明確にする

バレンタインデーが「恋人たちの日」「愛を伝える日」「想いを伝える日」「感謝を伝える日」など特別な日として認識されているように、あなたの記念日も顧客にとって特別な意味を持つように設定しましょう。

ポイント②:毎年恒例のイベントにする

記念日が毎年同じタイミングで訪れることで、顧客はその日を記憶しやすくなります。年に一度のイベントとして定着させることで、来年も同じ日に来店したくなる「習慣」をつくりましょう。

ポイント③:テーマとターゲットを明確にする

記念日を作る際は「誰のため」「何のために」行うのかを明確にしましょう。
例えば、健康関連のビジネスであれば「健康デー」に合わせて、特典やワークショップを開催するなど、ターゲット層の関心に合ったテーマ設定が効果的です。

◆◆記念日がもたらす未来◆◆


独自の記念日を作ることで、毎年同じ時期に需要を喚起することができ、新しい市場を創り出すことができます。

バレンタインデーがチョコレート業界を活性化したように、あなたのビジネスにも独自の記念日を取り入れて、新たなビジネスチャンスをぜひ創り出してください。

次は、さらにこの特別な日、記念日をプロモーションとして強力にしていくために、重要なマーケティング心理についてを、武器としてお届け予定です!

—マーケティングを使えば、中小企業でも新たな市場は創り出せる

深井

PS

私が、いつもサラミを買ったり、クリスマス時期には、生ハムやローストチキンなどのお肉も買っているショップがあります。

そのショップには、毎月「肉の日感謝デー」といって、お買い得週間みたいなものがあるのですが、

よく考えてみると、肉の日感謝ってなんだ!?っと思ってしまうのですが、 特別な機会を逃したくはないと思い、ついつい今月は何がお得なのか月末になると覗いてしまいます。

難しく考えず、まずは勝手に独自の特別な日を作って、理由をつけてしまう。そんなとこからぜひ始めてみてくださいね。

PPS

どれも美味しく価格も良心的なので、ぜひお肉好き、ワイン付きの方にはオススメします。→私が「肉の日感謝デー」の案内を受けると、いつもついつい覗いてしまうお店のHPはこちら

投稿者プロフィール

深井宣光
深井宣光
価値づくり日本
価値づくり成長戦略プロデューサー

(株)バリューイノベーションジャパン
 新価値創造事業 CCO

一般社団法人SDGs支援機構 事務局長/経済産業省関東経済産業局のベンチャー支援事業サポーター/東京都スタートアップ支援事業「NexsTokyo」メンター/JーStuartup WESTサポーター等を務める。

社会課題をビジネスで解決する仕組みと成功法則の調査・研究者。各種メディア、企業でのSDGs/サステナブル企画の、企画・監修のほか、講演、執筆、社会課題解決型のスタートアップのメンタリングなど多岐に渡って活動。NHK WORLD JAPAN「未来計画Q」公式サポーティングパートナー、フジテレビ「チャギントンSDGs」シリーズの他、日本テレビ「ZIP!」、テレビ東京「秒でNEWS180」「美しき捨て方」等、各局のTV番組等を監修及び出演。Googleが世界規模で推進する「Humans of YouTube」にて、社会的・文化的・経済的に有意義な影響を与えた日本を代表する100人の一人に選出。著書に「小学生からのSDGs」(KADOKAWA)。「SDGsビジネスモデル図鑑・社会課題はビジネスチャンス」(KADOKAWA)がある

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