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年商10億事業構築を目指す社長のための
深井 宣光の「価値づくりマーケティングレター」！！！
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こんにちは、深井です。
今回は、人口約2万人、富山県立山町にあるユニークな個人経営コンビニ「立山サンダーバード」の事例から、競合知らずの新カテゴリー戦略についての解説を武器としてお届け致します。
そして、私は富山県民なので、今日は随所に富山推しを忍ばせてありますことをご了承ください！
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「立山サンダーバード」は、立地や規模の不利を独自の工夫で乗り越え、大手コンビニチェーンに囲まれながらも25年以上にわたって営業を続け、今では観光スポットとにまでなっている存在です。
（出典：富山県観光公式サイト/観光ナビ）
※いち個人経営のコンビニが観光スポットになっているって凄いことですよね。
それでは、この小さな田舎町の個人経営のコンビニが、どのようにして「競合のいない市場」を築き上げているのかを、価値づくりマーケティングの視点でみてみましょう。
地元に根ざした差別化で、新たな価値を提供
「立山サンダーバード」は、富山ならではの特色を前面に出し、他のコンビニとは全く異なる商品・サービスを展開しています。
例えば、富山名物を取り入れたおにぎりや、全国でここにしかないジビエ具材、さらに100種類以上のユニークなサンドイッチメニューなど、他店には真似できないラインナップを提供。こうした独自の商品構成によって「ここでしか手に入らない体験」を作り上げ、「立山サンダーバード」という競合のないカテゴリーを確立しています。
特定の層に特化してニーズ潜在ニーズを満たして“新カテゴリー”を作る
同店は、通常のコンビニが提供する「便利さ」＝コンビニエンスではなく、「驚き」と「発見」を重視しています。
それを実現しているのが、観光スポットのような個性あふれるコンビニとして、訪れるたびに新たな楽しみが見つかる「体験型の店舗」です。
これは、観光客やリピーターに「わざわざ訪れたい」と思わせる強力なポイントとなり、単なるコンビニではない「新しいカテゴリー」としての立ち位置を確立しています。
家族経営の温かみが“ブランド”に
立山サンダーバードの一番の強みは、家族経営だからこその「顔が見える温かみ」です。例えば、手作りのTシャツや缶バッジには家族が描いたイラストが入っており、商品にも店舗にも「個性」と「温かさ」があふれています。
このような手作り感と独特のタッチにより、ファン層が自然と形成され、他のコンビニにはない「立山サンダーバード」というブランドが生まれました。これこそが、競合知らずの新カテゴリーの基盤となっているんです。
来店体験そのものに価値をつくる仕掛け
「どこから来たがけ？シール貼ってね♪」←富山弁です。
翻訳：「どこから来たの？シール貼ってね♪」
と書かれたアナログなマップは、来店者が参加する仕掛けとして「体験型の価値」を提供しています。このような工夫により、「わざわざ行きたい」と感じる楽しさや愛着が生まれ、SNSや口コミを通じて次の訪問客やリピーターを増やすことに成功しています。
つまり、コンビニの枠にとらわれない新しい価値が、来店の体験そのものから作られているわけなんです。
※あなたの暮らしている県からも、同店にきっと多くの方が訪れていますよ。
顧客との心温まる交流が生む「心理的価値」
同店は、飴をおまけで渡したり、何が出るかわからないユニークな自動販売機を設置したりと、笑いや温かみを届ける取り組みで「訪れるたびにほっとする場所」を作り上げています。
このような「心理的価値の創造」により、他のコンビニでは得られない「特別な体験」を提供することで、自然とファンを生み、競合のいないポジションを確立しています。
最後に：競合不在の新カテゴリーで市場のリーディングカンパニーになるには？
「立山サンダーバード」の成功は、地域やターゲット層に特化した「新カテゴリー」を生み出し、大手が入り込めない独自の市場を築いていることにあります。
この事例から得られる今日の武器は、他にはない体験や独自の価値を提供することで、競争のない新たなカテゴリーを生み出すことができるという事実です。
是非、あなたのビジネスでも、競合のいない市場を創り出しましょう！
PS
今日の価値づくりマーケティングレターを読んで、立山サンダーバードに興味を持たれた方は、是非、富山県観光公式サイト/観光ナビの記事もご覧ください。画像付きでその独自さをみることができますよ。
PPS
富山が誇る「立山連峰」は本当に美しいので、これから雪化粧で彩られる山々を見たい方は是非１２月以降に富山へ！
(出典：富山県観光公式サイト/観光ナビ）
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