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年商10億事業構築を目指す社長のための
深井 宣光の「価値づくりマーケティングレター」!!!
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こんにちは、深井です。
いつもこのメルマガを読んでくださっている方は、ご存知かと思いますが、我が家にはシベリアンハスキー(4歳オス)がいます。
※イメージ
ハスキーは珍しいようで、よく公園などに散歩に行くたびに、「オオカミみたい、カッコいい!」と子どもたちや、カップルの人たちが声をかけて撫でにきてくれるのですが、ある日、ちょっとした「事件」が起こりました。
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それは、家族で一緒に富山県の冠水公園というところで散歩していたところ、たまたま「ハスキーだよ!可愛い!!!」と一人の女性が友達と一緒にはしゃいで駆け寄ってきたのをきっかけに起こりました。
近くにいた、それまで気づいてなかった家族連れや、散歩していたおじいちゃんなどが、なんだ、なんだとどんどん集まってきてちょっとした輪になっていったんです。
些細なきっかけで「こんなに急に広がっていくのか!!」と驚いたわけなのですが、、、
もしこんな風に、一気に商品やサービスを求めてくる人が殺到するきっかけを意図的に起こせたらすごいと思いませんか?
じつは、
商品やサービスが爆発的に広がるには「あるきっかけ」と「法則」があり、これを解き明かしてくれている本があるんです。
その本とは、マーケティングの世界では結構有名な、マルコム・グラッドウェルさんという方の名著『急に売れ始めるにはワケがある』です。※まんまそのままのタイトルですね。
この本には、ワシントンポスト誌の、サイエンス担当記者として研究し尽くされた、商品が急に売れ始めるタイミングを引き寄せる3つの法則が紹介されています。
ただし、もともと英語で書かれた本の翻訳であることや、専門的な本なのでお世辞にもそんなに、どなたにも読みやすい本ではありません^^:
そこで、
今日の「価値づくりマーケティングレター」では、この3つの法則を噛み砕いて、中小企業でもビジネスに使えるポイントをお伝えします!
ちょっとした工夫で「急に売れだす!」そんな変化をもたらす法則をぜひ武器として受け取ってください。
それでは、マルコムさんが私たち教えてくれている3つの法則はこちらです。
1. 【少数者の法則】:キーマンがいれば商品が広がる
売れる商品には必ず最初の点となる少数の「キーマン」がいる。そして、そこからの広がりはウイルスの感染の凄まじさと同じであるとマルコムさんは言っています。
どんなに良いものでも、最初の拡がりを担ってくれる“伝え上手”がいないと広がらないというわけです。逆に、そのキーマンがいれば、そこから爆発的に多くの人に広がっていくと教えてくれています。
例えば、SNSで影響力のあるお客様や、口コミを得意とするファンなどがこの「キーマン」にもってこいではありますが、それだけではありません。社内でも熱心に推してくれるスタッフを見つけることで、商品やサービスは大きく拡がるきっかけを得られます。
商品に夢中で応援してくれる人を見つければ、感染するように必ず拡がっていくというわけです。
あなたの会社で実践するためのアクション指南
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キーマン顧客のピックアップ:お客さんリストを再チェックし、商品に愛着を持っていて発信力のある人はいませんか?その方に何か協力してもらうきっかけを作り、彼らを通じて口コミを広げてもらいましょう。
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社内での役割分担:商品を特に気に入っているスタッフがいれば「広報担当」にしても良いかもしれません。情熱をもって伝えてくれる人がいると、口コミはさらに拡がりやすくなります。もちろん、なにかやる気を高めるメリットを提供してあげてくださいね。
2. 【粘りの要素】:一度で強く印象に残る工夫
どれだけ素晴らしい商品でも、記憶に残らなければ口コミにはなりません。ここで重要なのは「粘りの要素」ということです。つまり、一度見たり使ったりしたときに「これは違う!」と記憶に残るように、一度のきっかけで粘りついて離れない要素を作れ!ということですね。
あなたの会社で実践するためのアクション指南
- キャッチコピーや見せ方を工夫:例えば広告では、直感的に「便利そう」「役に立ちそう」と思わせるコピーやビジュアルで印象づけるだけでなく、他では言われていない独自のメッセージはあるか?をチェックしましょう。
- 体験型イベントの開催:人は体験したことは、聞いたり見ただけとは違い記憶から離れません。実際に価値を体験してもらう機会をつくりましょう。心に残る実体験があれば、自然と伝えてくれるようになります。
3. 【背景の力】:欲しくなる“環境”を整える
最後は、お客さんが「欲しい」と思える環境が大事ということです。商品が抜群に優れていても、手に取りづらいと見過ごされることも多いです。
ネット上、店舗にかかわらず、簡単に手に取れる環境を整えておけば、購買のきっかけを後押しできます。
ECサイトなどでは、一体セットの個数が何個なのかわからなかったり、説明がわかりにくいだけで、簡単に欲しくなくなってしまします。
あなたの会社で実践するためのアクション指南
- 購入のしやすい導線をつくる:Webサイトならお客さんの導線をシミュレーションして、購入ボタンを適切な場所に。
- 実店舗なら手に取りやすい展示の工夫を。少しでも手に取りやすい環境づくりで、購入の確率が上がります。
- ターゲット別に最適なプロモーション:たとえば、夜しか時間が取れないターゲットには夜間にプロモーション案内をメールで流したり、忙しいターゲットには簡単に試せるキャンペーンなど、ターゲットに合った形でアプローチしましょう。
最後に
名著『急に売れ始めるにはワケがある』には、急に売れ始める法則が詰まっています。
マルコムさんは、何か発明するかのような大きな変化は必要なく、ほんの少しの工夫で、商品が一気に広がるタイミングが訪れるということを数々の研究結果から教えてくれています。
ですので、もし「どうしてうちの商品は、ほそぼそとしか売れないんだろう…」と課題を感じているなら、ぜひ、一度はこの書籍『急に売れ始めるにはワケがある』を手に取って読んでみてください。
あなたのビジネスに、“爆発的ヒット”を生み出すための大きなヒントが得られるはずです!
意図的に売れる仕掛けを作っていきましょう。
深井