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年商10億事業構築を目指す社長のための
深井 宣光の「価値づくり成長戦略マガジン」!!!
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こんにちは、深井です。
突然ですが、居酒屋やレストランで出される「お通し」について、考えたことはありますか?
実はあのお通し、単なる「前菜」ではなく「価値づくり」において非常に大きなヒントを与えてくれる存在なんです。
昨夜は久しぶりに、駅前で創作料理店を営む知人のお店に行ってきたのですが、、、
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このお店のマスター、実は和食、洋食、沖縄料理と幅広く精通している料理人で、どれを頼んでも間違いなく美味しいんです。たとえば、沖縄風のゴーヤーチャンプルーとフレンチ仕立ての魚料理が同じテーブルに並んでいて、なおかつどちらの料理も邪魔し合わないなんて、ちょっと他では味わえない体験ですよね。
「お通し」で心をつかむマスターの技
そして、昨日も例のごとく最初に出てきたのは「お通し」。そこには、地元の食材を使った3種の和え物が小さな一皿に並べられていました。
見た目は素朴。でも、一口食べた瞬間、「ああ、この店に来てよかった」と心が温かくなるような味わいでした。
たった一皿なのに、そのお通しがすべてを物語っていました。
「期待を超える一皿」が生む感動
ここで改めて気づかされたことがあります。
それは、このお通しのような小さな「最初の点」の工夫こそが、お店の価値を引き立てるということです。注文するメイン料理そのものの味はもちろん大事。
ですが、
お通しは、その価値と意味を最大限活かすことによって、これから得られる価値の最大の試食機会をお客さんに提供し、最初の感動体験をしてもらうための最良の機会とすることができます。
これって、どんなビジネスにも通じることですよね。
たとえばあなたのビジネスで、顧客が最初に触れる体験、つまり「お通し」にあたる部分を想像してみてください。そこに「期待を超える小さな驚き」を仕込むことができたら…どうなるでしょうか?
お通し=価値づくりの縮図?
お通しは、言ってしまえば「勝手に出てくる一品」。でも、そのお通しが「美味しい!」「特別だ!」と感じたらどうでしょう?そのお店への期待が一気に高まります。
実際、私が最近訪れた別の飲食店では、出されたお通しが「季節の野菜を使った手作りピクルス」でした。それだけで、「このお店、料理にも手を抜いていないな」と。結果、その後の料理への期待も高まり、あれもこれも食べてみたいという気持ちが、自然と止まらなくなりました。
ここに、価値づくりのヒントが隠れています。
お通しから学ぶ「価値づくり」
お通しがただの「サービス料」を勝手に取られるだけの一品だとしたら、誰も喜びません。しかし、それが「思いもよらない価値」を提供するものだったら、どうでしょう?
これを自社の商品・サービスに置き換えてみてください。
- 商品を購入したお客様に、最初に無料で「意外な価値」を提供するなら何がいいか?
- 顧客が予期していない価値で、どんな驚きを演出できるか?
たとえば、飲食業界では「お通し」がその店の個性を表現する重要な一品であるように、あなたのビジネスにも「顧客を感動させる小さな仕掛け」が価値づくりが必ず何かできるはずです。
お通しがつくるリピートの魔法
さらに、お通しのような「小さな感動」は、リピーターづくりにもつながります。「あのお店、また行きたい」と思わせるポイントになります。
ある焼肉屋さんでは、お通しになんと「お寿司」が出てくるんです!
焼肉屋さんで、頼んでいないのにお寿司が出てくるんですから、最初から驚きで、なんだこの店は何かこだわりがあるぞ!と期待が高まります。
そして、なぜ「お寿司」なんだろう?ということを知りたくなり、自然と店員さんとの会話が生まれ、
- 店員さんとお客さんとのコミュニケーション
- 店主の価値観に触れる
という体験をすることになります。このような体験が、もう一度行きたい!という気持ちにさせてくれ、次のリピート獲得だけでなく、口コミにもつながっていきます。
あなたのビジネスでも、「もっとこの会社の商品・サービスを使いたい」と思わせる小さな感動を「お通し」によって生み出せるはずです。
今日のまとめ
お通しは単なる料理の一品ではなく、お客様の期待値を超え、感動の体験という価値づくりを教えてくれます。
どんな業界でも、お客様が「思いもよらなかった価値」を提供される瞬間が、あなたの商品・サービスへの信頼獲得に繋がり、ブランディングにもなっていきます。
あなたのビジネスにこの「お通し」を取り入れるとしたら、どんなことができるでしょうか?
ぜひ、早速思いついたものからトライしてみてください。
それではまた次のメルマガでお会いしましょう。
ーアクションにスピードを!
深井
P.S.
「お通し」について面白いエピソードや、あなたの事業でやっている工夫があれば、ぜひ教えてください!私も皆さんのアイデアを聞いてみたいです!