昨日12月12日、今年の世相を表す「今年の漢字」が決まりました。それは、「金」「金」が選ばれるのは、2年ぶり5回目だそうで、その理由として、パリ五輪・パラリンピックの「金」メダルや、佐渡金山の世界遺産登録、物価高騰などの”影”の「金」などの着目だそうです。
実は個人的に、この「金」という文字を見ると、あることを思い出します。それは、
金メダル取っても取材”1”の衝撃
それが、今年開催されたパリオリンピックの女子ロードレースで金メダルを獲得された杉浦佳子さんの話です。
杉浦さん、金メダルを獲得したのはもちろん凄いのですが、それ以上に、実は東京オリンピックに続いて2連覇してるんです。
さらにさらに、パリパラリンピックで金メダルを獲得したことで、日本人の最年長金メダル獲得記録を53歳に更新もされました。
それだけではありません、杉浦さん、世界選手権でも金メダルを獲得したことがあり、世界チャンピオンでもあります。
そんな杉浦さんがパリパラリンピックで金メダルを獲得した際、あるTweetを目にしたんです。それが、このTweet。
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初めてアルカンシェルをとったときに
「飛行機降りたら取材されるよ!」って言われて、しっかりメイクして降りたら誰もいなかった7年前
今回初めてカメラをもった方がお出迎えしてくれました!知り合いだったけど笑
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というTweet。アルカンシェルとは、世界チャンピオンの証のジャージのことで、つまり、世界チャンピオンになっても取材0。今回金メダルをとって、やっと一人の取材があったということです。
例え世界チャンピオンになっても、金メダルを取っても、取材は自転車の専門雑誌1社だけなんだそうです。ただその後、様々なメディアが取材をしてくれたようでしたが、同じような話は以前にもありました。
それが、国枝 慎吾さんの話です。国枝さんは、元プロ車いすテニス選手。
その経歴は凄まじく、グランドスラム車いす部門で、男子世界歴代最多となる計50回(シングルス28回、ダブルス22回)優勝の記録保持者。年間最終世界ランキングでは1位を10回記録。
グランドスラム4大会の全てとオリンピックで優勝し、「車いすテニス界のレジェンド」と称されている選手です。
2007年にフェデラーが、日本人記者から「なぜ日本のテニス界から世界的な選手が出ないのか」という質問に対して「日本には国枝がいるじゃないか」と返したエピソードは有名な話。
ですが、これが全く笑えないくらい、日本ではその存在があまり知られていません。
今日なぜこの話をしたかというと、ビジネス上でも同じような話を度々聞くからです。
シェアNo. 1・世界に誇れる技術でも知られることはない
例えば、電子顕微鏡で世界トップのシェアを持つ企業は、日本電子という企業。製品によっては世界シェアが7割にもなります。つまり、世界中の研究機関や大学で使用されている電子顕微鏡の大半は同社が製造しているということ。
ですが、あまりその存在を知られていません。
他にも、YSテックという大阪府吹田市にある会社は、「耐熱バーコードラベル」は世界シェア100%。世界シェア100%でも、その名前はあまり知られていません。
他にも日本国内には、数え切れないほどの企業が世界シェアNo. 1や、世界初の技術を持っていたり、何かしらの世界的な賞を持っている企業が数多くありますが、その存在が全国的に知られることは稀です。
つまり、たとえ金メダルがあっても、シェアNo. 1でも、世界的な技術を持っていても、知名度が上がることはないということです。
実際、品質は自社の方が高いのに、有名ってだけで、仕事が取れている企業といわれて、何社か思いつくのではないでしょうか。
そのせいで、「他の会社と同じでしょ?」と足元を見られた取引価格交渉や、会社名、商品名を伝えても、「そんな会社あるんですね」と言われる。
自社の商品、サービスの方が魅力があるはずなのに、「向こうの方が安いから」と価格だけで比較されてしまう…。そんな状況に陥ります。
では、どうすれば世の中に知られ、足元を見られず、強気の価格設定でも契約してくれる。「あなたの会社に依頼したい」「あなたのお店に行きたい」そんなお客様で溢れる会社、お店にどうすればできるのか。
その答えの1つが、『知名度”0”の小さな会社だからこそ出来る“タダ”でTVに出る秘密』です。
これは、世界的に誇れる技術や、質やクオリティは他社に負けない。でも、知名度的には全く知られていない。そんな会社が、テレビに出て、全国的な知名度を一気に獲得するための方法をお伝えするセミナーです。
もしあなたが、「あなたの会社に依頼したい」「あなたのお店に行きたい」そんなお客様で溢れる会社、お店にしたい。
そう思ったことがあれば、必ずこの機会にご参加ください。
知名度”0”の小さな会社だからこそ出来る“タダ”
*公開は12月19日(木)まで
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︎曽我 将とは?
株式会社ススム
代表取締役
ブランディング・プロデューサー
SUBARU・LOTTE
SUNTORY・NTT
Yahoo! JAPAN・Orico
ドミノ・ピザ・ロート製薬
バンダイナムコ・CAPCOM
FROM SOFTWARE
白泉社・講談社・なとり
はごろもフーズなど
数多くの日本を代表する企業の
CM・動画を制作。
中でもロッテGhanaのテレビCM企画では、
100億円超の売上を達成。
海外TVCM賞グランプリを獲得。
さらに国内外20以上の広告賞を獲得。
自身もギネス記録を獲得し、
近年は菅前総理・野田聖子大臣
横綱・大関の映像を制作。
自身が企画・主催した食フェスには、
累計5万人以上の来場者を集め、
これまで手がけたクライアントは、
「めざまし8」「朝日放送 NEWS おかえり」
「関西テレビ よーい ドン」「じゅん散歩」
「アド街ック天国」「おとな旅 あるき旅」
「ネプリーグ」「関西テレビ」
「モモコのOH!ソレ!み~よ!」など、
数々のテレビやバラエティで取り上げられ、
前年比30%、40%以上の成長を実現。
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