「それ、早く言ってよ~」のテレビCMでおなじみ、クラウド名刺管理サービスのSansan。
(引用:Sansan, INC. Youtube公式チャンネルより)
「それ、早く言ってよ~」のシリーズで2013年に始まったCMで知名度を一気に獲得。クラウド名刺管理サービスの市場で82%以上のシェアを占めるまで成長しました。
一体なぜここまで急成長できたのか。その秘密は動画にありました。
今ではクラウド名刺管理サービスの市場の80%以上を占めているSansanですが、設立は2007年と今から17年前。
それまでも単なる名刺管理のソフトはありましたが、それまではパソコンに名刺管理ソフトをインストールし、PC上で閲覧・確認するだけでした。そこで登場したのが、クラウド型の名刺管理システムのSansanです。
人力補正による名刺のデジタル化と、企業内での名刺情報の共有ができるということで、様々な企業が関心を持っていたのですが、名刺管理ソフトという市場自体が小さく、Sansanの業績も頭打ちかと思われていました。
そこでSansanが取り組んだのが、冒頭に紹介した「それ、早く言ってよ~」のセリフでお馴染みのテレビCMでした。
動画で市場拡大、一体なぜ?
これまで名刺管理ソフトは単に名刺をデジタル上で閲覧・確認するだけと思われていたのに対し、SansanはCMで「人脈共有」という新たな価値観を社会に浸透させることに成功。
このCMの「それ、早く言ってよ~」のセリフなどが世間へ広まったと共に、同社のクラウド型の名刺管理システムが、「名刺のデジタル管理ツール」という位置付けから、「人脈活用による営業効率化ツール」として認知を拡大。
テレビCMで受注件数を2倍以上に増加させ、Sansanは創業から10年ほどで、クラウド名刺管理サービスの市場において82%以上のシェアを占めるまで成長することに成功したのです。
近年インターネット広告が台頭し、インターネット広告費がテレビCMなどの広告費を上回ったという話と共に、一時期テレビCMには効果がないとまで言われていました。
ですが、実は近年ソーシャルゲームやBtoBのサービスを展開する企業まで、様々な企業でテレビCMや動画の活用が見直されています。
特に、企業が抱える「課題」を自社のサービスが「解決できる」というメッセージを動画で表すことで、
商品・サービスを使う場面を分かりやすく、具体的にイメージできるように伝えることができるということで、近年多くの企業が動画の活用に取り組んでいます。
SUBARU・LOTTE・SUNTORY・NTTなど、数多くの日本を代表する企業のCM・動画を制作されてきた曽我将さんも、動画で出すことによって商品・サービスの魅力をより多くの人に伝えられるということで、動画制作の依頼が年々増えていると話されています。
通常の営業や文章などでは、中々自社の魅力などが伝わらない…という方は、ぜひ一度動画の活用を検討されてみてはいかがでしょうか。
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︎曽我 将とは?
株式会社ススム
代表取締役
ブランディング・プロデューサー
SUBARU・LOTTE
SUNTORY・NTT
Yahoo! JAPAN・Orico
ドミノ・ピザ・ロート製薬
バンダイナムコ・CAPCOM
FROM SOFTWARE
白泉社・講談社・なとり
はごろもフーズなど
数多くの日本を代表する企業の
CM・動画を制作。
中でもロッテGhanaのテレビCM企画では、
100億円超の売上を達成。
海外TVCM賞グランプリを獲得。
さらに国内外20以上の広告賞を獲得。
自身もギネス記録を獲得し、
近年は菅前総理・野田聖子大臣
横綱・大関の映像を制作。
自身が企画・主催した食フェスには、
累計5万人以上の来場者を集め、
これまで手がけたクライアントは、
「めざまし8」「朝日放送 NEWS おかえり」
「関西テレビ よーい ドン」「じゅん散歩」
「アド街ック天国」「おとな旅 あるき旅」
「ネプリーグ」「関西テレビ」
「モモコのOH!ソレ!み~よ!」など、
数々のテレビやバラエティで取り上げられ、
前年比30%、40%以上の成長を実現。
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