「社会課題から新しい事業を創り出すことによって、企業が得られる大きなものにの一つに『モメンタム』があります。」
こう話すのは、協業型の新規事業創出で、再生素材業界の他社の3〜9倍にもなる再生率なだけでなく、一般的な素材価格より40%コストダウンした再生素材を作り、業界驚異の45%という利益率を実現している株式会社yuniの内橋代表です。
『モメンタム』とは?
速度。勢い。弾み。 の意。として辞書(大辞林)にはありますが、一体、内橋さんの言うモメンタムとはどういうものなのか?内橋さんは、自身の経験から、社会課題から新規事業を創ることで得られる『モメンタム』について、
「企業の商品・サービが、社会に認められながら、多くのお客様に受け入れらていく際の勢い」
「チームビルディングの速度。やる気の持続と勢い」
こういった力が、一般的なビジネスと比べて桁違いに大きく発生する。と言われています。
なぜなら、社会課題の解決を目指すことは、ほとんどの場合、賛否両論がわかれることはなく「総論賛成」で、制度の改革や大企業からの応援を受け、モメンタムを維持しながら事業成長が目指せるから。そして、社会全体から多くの場で応援して頂けるから。そう内橋さんは教えてくれています。
『モメンタム』を新規事業創出の推進力に
社会課題から新規事業を創り出す際だけでなく、その後の成長を支える大きな力であるこの『モメンタム』の根源は、いわば、社内だけでなく界をも巻き込む壮大なパーパスとも言えるでしょう。
自社の新規事業創出に、社会課題解決による『モメンタム』を組み込む。そんな戦略的な事業開発によって、衰退する既存事業からの起死回生を実現していける企業が一社でも増えますように、今後も月刊「社会課題と新規事業」では様々な企業を取り上げて参ります。
投稿者プロフィール
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月刊『社会課題と新規事業』オープンイノベーションナビゲーター
一般社団法人SDGs支援機構 事務局長/経済産業省関東経済産業局のベンチャー支援事業サポーター/東京都スタートアップ支援事業「NexsTokyo」メンター/JーStuartup WESTサポーター等を務める。
社会課題をビジネスで解決する仕組みと成功法則の調査・研究者。各種メディア、企業でのSDGs/サステナブル企画の、企画・監修のほか、講演、執筆、社会課題解決型のスタートアップのメンタリングなど多岐に渡って活動。NHK WORLD JAPAN「未来計画Q」公式サポーティングパートナー、フジテレビ「チャギントンSDGs」シリーズの他、日本テレビ「ZIP!」、テレビ東京「秒でNEWS180」「美しき捨て方」等、各局のTV番組等を監修及び出演。Googleが世界規模で推進する「Humans of YouTube」にて、社会的・文化的・経済的に有意義な影響を与えた日本を代表する100人の一人に選出。著書に「小学生からのSDGs」(KADOKAWA)。「SDGsビジネスモデル図鑑・社会課題はビジネスチャンス」(KADOKAWA)がある
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