<松下幸之助さん/松下政経塾サイトより引用>

「よい商品ができたら
それを宣伝することが我々の義務であり使命である。

よい商品ができれば宣伝せずとも勝手に広まるという考えは迷信である」

この言葉通り、どんな素敵な商品やサービスも、知られていなければ届きません。つまり、まず「知られる」ことがすべての入口だということです。

テレビCMが主流だった時代は、
いかに、競合と差別化をするのか?
いかに、自社の独自のウリを伝えるのか?

独自性を売り出すだけで、ある程度は売れたかもしれませんが、今の時代、各種SNSやメディア、広告などの情報で溢れかえり、現代人が1日に触れる情報量は江戸時代の一年分、平安時代の一生分と言われる中で、そもそも知られること自体がかなり難しい時代になっています。

こうした中で、開店初日から4ヶ月連続の赤字だった飲食店が、TikTokのある投稿で注目を集め、わずか1ヶ月で黒字回復になりました。

開店初日から4ヶ月連続の赤字

最近では、料理が美味しく見えるビジュアルでインスタ映えする投稿や、素材へのこだわりなどのSNS投稿を行う飲食店は多いですよね。

こうした中で、一風変わった取り組みで、開店初日から4ヶ月連続赤字だったにもかかわらず、わずか1ヶ月で黒字回復させたのが東京・池尻大橋にあるビストロ「PLUCK AND PLANT」でした。

2022年10月にオープンしたものの開店初日から4ヶ月連続の赤字。
そんな現状を打破するために2023年2月にTikTokの運用を開始したそうです。

最初の投稿は、このままでは赤字閉店をせざるを得ないお店の危機的状況を正直に発信。具体的には、黒字にするためには、どうすればいいのかという切実な投稿に、900件を超えるアドバイスのコメントがきたそうです。

そして、視聴者からのアドバイスを実践した成果を報告する動画は、95万再生を獲得。さらに、そこからフォロワー限定のキャンペーン動画で来店を促進。その結果、4ヶ月連続の赤字が、わずか1ヶ月で黒字になりました。

オーナーの宮嶋氏は、「初めの投稿に厳しい意見が多く寄せられることはある程度予想していました。ただ、自分たちの改善点を客観的に知ることのできるチャンスだと割り切っている部分がありました」と語っています。

いかに優れているかではなく
応援したくなるかをコンセプトに

さらにその後は、こだわりレシピを公開すると75万再生され、「これは家では真似できない」「ここまでこだわっていてこの値段はすごい」といったコメントで溢れ、この動画を見た人が来店する人も多いのだそうです。

オーナーの宮嶋氏は、雑誌でこのようにおっしゃいます。
「まず、多くの人に注目してもらうことを第1の目標として、そこから誠心誠意対応していく姿を見せることで、「応援したい」とおもえてもらえているのだと思います。」

そのために、
・飾らずありのままを出す
・スマホで撮影をすること
・凝った編集をしすぎない

この3点を大切にしているそうです。
さらに、動画に出演している店長は、TikTokのアプリすら入っていないところからスタート。ただ、この不慣れで頑張っている様子も、「可愛くて応援したくなる」要因なのかもしれませんと、インタビューの中で語っています。

知られるだけでは売上に繋がらない…

「どんな良い商品やサービスも、知られていなければ届かない」
とはいえ、何でもいいから知られればいいわけではありません

例えば、美味しい食事を食べてもらいたいのに、SNSでの投稿だけが人気になって、日々面白いネタの投稿だけを期待される状態になっても売上には1円もつながりませんよね。

事実、東京商工リサーチの「2023年「企業のSNS運用に関するアンケート」調査」では、企業のSNSアカウントは、54.8%の企業がそもそもSNSを「運用していない」と回答。さらに、SNSを活用している企業でも、約3割(29.3%)が「効果は得られなかった」と回答しています。

それに、SNSはメディアごとの特徴も異なるため、そもそもどういった企画が刺さるのか。どんな内容を発信すればいいのかなど考えるべきことが大量にあります。

流行に乗ったSNS投稿を繰り返したり、Youtubeに公開しても再生回数二桁のような、誰も見ないPR動画を作成してしまい、予算や人手を費やしているのに、成果に繋がらない…ということになる企業がたくさんある中で、

狙ってメディアやSNSで注目を集め、売上や集客、リピートなどの結果に繋げることができている企業は、そもそもいったい何が違うのでしょうか。

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PS:
1:知られて、さらに売上も上がる広報
2:知られたけれども、売上に繋がらない広報
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梅澤式ヒット商品化

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